2012-01-01から1年間の記事一覧

2012/12/31(大晦日の願い)

「仮設さ神棚ねえがらっさ、何にも用意するものねくて、楽でいいのっさ!、、、」って、カギむぎながら笑うおばちゃんだぢに、早ぐ前のような慌ただしい正月ば迎えでもらいてえのっさ。来年も、その次の年も、その次の、、、って、何年先になるが分がんねえ…

2013/01/14

凍てつく朝の舞根湾に白鳥の親子が、気持ちよさそうに佇んでいました。海から揚げてきたカキを一緒に洗いながら、おんちゃんに聞いたら、「その昔は二十羽ぐれえ毎年来ったんだげんとも、最近はほとんど来ねえようになったなあ。津波のあどになってまだ来る…

『カキじいさんのブルターニュ紀行 (親愛なるパトリックさん 編)』

2012年10月4日ブルターニュ北部、カンカル、サン・マロ、モン・サン・ミシェル湾での楽しい滞在を終えて、カキじいさん御一行は今日から南進、いざブルターニュ南部地方、キブロン湾を望むカルナック(Carnac)、ラ・トリニティ=シュル=メール(La Trinite-su…

2012/12/22

「鹿折さ上がったあのでっけえ船、どうすんだべね。」『あの辺ば公園さすんだっちゃ。そのまま置ぐんでねえ?』「やんたなあ。なんだが見だぐねえよねえ。津波思い出すものば、その辺さいっぺえあるのに。早ぐ忘れてえのにねえ。誰さ見せんだべ。』「観光客…

新シリーズ!「お休みの実験」 その1 〜ダッチオーヴンで蒸し牡蠣〜

お休みの実験その1.「ダッチオーヴンで蒸し牡蠣」。 いつもは海で、一斗缶を焚火に掛けてやる蒸し牡蠣を、庭にあったダッチオーヴンと薪ストーブで、ちょっとアウトドア風にやってみました。ちょっと照れくさいのは何故かしら。[:W200] オーヴンのそこには…

「カキじいさん焼印入り 小まな板」 「“大きな”小まな板」について

「カキじいさん焼印入り 小まな板」「“大きな”小まな板について おかげさまで、ご好評につき「カキじいさん焼印入り 小まな板」は在庫僅少となりました。 ご注文いただきました皆様に、心より感謝を申し上げます。 現在、海辺の製材所で製材、製板と乾燥作業…

「森は海の恋人」 畠山重篤 関連記事のご紹介

文藝春秋 2013年新年特別号グラビア:文春LOUNGE『畠山重篤氏、フランスを往く。』 文藝春秋2013年新年特別号 完全保存版 創刊90周年記念 | 最新号 - 文藝春秋WEB http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/509

畠山重篤 森川海の<書評>

森は海の恋人 牡蠣の森を慕う会 畠山重篤 <書評> 『森はナゾがいっぱい』 西口親雄著 (ウッズプレス 1800円)ウッズプレス http://www.woodspress.co.jp/home/books/20121002001 ◇にしぐち・ちかお=1927年生まれ。元東北大農学部附属演習林助教授。『…

「カキじいさん焼印入り 小まな板」のご紹介

「カキじいさん焼印入り 小まな板」のご紹介です。 「木を伐り、使い、また植えよう。森が蘇り、川が蘇り、海が蘇る。そして、まだ皆して海さ戻っぺし。」 この「カキじいさん焼印入り 小まな板」は、津波を被り枯れかけた舞根湾沿岸の杉や檜を利用し、漁師…

畠山重篤 森川海の<書評>

森は海の恋人 牡蠣の森を慕う会 畠山重篤 <書評>『虫と文明』 ギルバート・ワルドバウアー著 (屋代通子訳) ◇Gilbert Waldbauer=1928年、米国生まれ。昆虫学者。著書に『虫食う鳥、鳥食う虫』など。 本よみうり堂 YOMIURI ONLINE(…

『カキじいさんのブルターニュ紀行 (フランソワ・シモンさん 編)』

2012年10月4日カンカル滞在最終日。フランスの新聞社、ル・フィガロの取材ということで、海を見下ろす高台に建つお屋敷を改装したホテル「Le Chateau Richeux(ル・シャトー・リシュー)」のダイニング・レストラン「Le Coquillage(ル・コキヤージュ)」で…

『カキじいさんのブルターニュ紀行  (カキばあさんのためいき編)』

2012年10月3日 フランスはブルターニュ地方北部。大きい時には十数mにも及ぶ潮の干満差で出現する広大で豊かな干潟で、カキやムール貝の養殖が盛んなカンカル、サンマロを訪れています。今回の旅はカキばあさんも一緒。パリからのTGVでは車窓の景色を撮ろう…

畠山重篤<書評>

森は海の恋人 牡蠣の森を慕う会 畠山重篤 <書評> 『よみがえれ海岸林― 3・11大津波と仙台湾の松林』 小山晴子著 本よみうり堂 YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20121011-OYT8T01084.htm [rakuten:neowing-r:10852071:…

「カキじいさんとしげぼう」フランス語版 « Papy Huître et Shigébo »

カキの森書房(水山養殖場内)より「カキじいさんとしげぼう」フランス語版 « Papy Huître et Shigébo » (畠山重厚・文、徳田秀雄・絵、プズー紫麻・訳)が出版されました!「森は海の恋人運動」をご支援いただいているルイ・ヴィトン社のご協力により、素敵な…

ホダデてんこ盛りの一かご60キロのバンジョば、おばちゃん達が毎日なんぼもなんぼもノンコ(手鉤)で引っ張っていられるのは、何でなんだべ?カギ食ってるからが?せめて声がけ「どっこいしょ!」んー、ギブスが痒い。

幼稚園からの回覧メールに子供たち騒然。「町内でサルが出ました。カモシカほどの大きさです。近づかないようにして、気をつけてください。」見てみたい「カモシカほどのサル」。サルがでかいとか、カモシカがちっちゃいのか?!

『カキじいさんのブルターニュ紀行  (サンマロ水産高校での熱血講義編)』

2012年10月3日 農業大国フランスにも各沿岸地域に水産業を学ぶ学校があります。今回お招きいただいたのはブルターニュ北部のサンマロにある水産高校の養殖科カンカル分校。カキの養殖が盛んなカンカルのカキ養殖・加工団地の一角に位置する水産業の実習施設…

『カキじいさんのブルターニュ紀行  (カンカルの子供達編)』

2012年10月2日 カキやムール貝の養殖が盛んで、近隣にはモン・サン・ミシェルなどの世界遺産を擁するブルターニュ北部のカンカレ、サンマロ周辺の街を訪れました。津波により被災し、現在も水産に関わる学業に苦難を抱える向洋高校(旧気仙沼水産高校)。カキ…

平成24年10月、11月 復興サポーターズ活動予定

第35回(10/27)、第36回(11/10)、第37回(11/27) 復興サポーターズ活動の募集を開始いたしました。詳細はこちら >> 水山養殖場【復興サポーターズ活動予定カレンダー】 http://mizuyama-oyster-farm.com/'12supporters-calendar.html#1210 東日本大震…

2012/09/15

UNFF(国連森林フォーラム)作成の第一回フォレストヒーローズ 紹介ビデオが公開になりました。来年4月にはトルコ、イスタンブールで開催される第10回UNFF国際会議にて第二回目のフォレストヒーローズが発表される予定です。HP:UNFF Forest heroes video…

2012/09/12

「あぁ、雲さ乗りでぇなあ、、、。」「眠でえなぁ、、、。」「何時まで暑っついんだべなぁ、、、。」「船さ油、入れでけろっ!」 と、皆して浮き桟橋で昼寝が日課。

2012/09/11

津波で流れた前の工場跡に、新しい工場を建て始めました。冷蔵設備や機械類は高台へ、ここは水揚げや箱詰めのための作業場に。避難路と避難場所を確保して、万一に備えます。住む場、働く場、避難路、避難場所、備蓄、、、。仕事のレイアウトを変えながら、…

第17回「目黒のさんま祭」のご案内

魚市場のカレンダー、九月の挿絵はこぞって「さんま」。気仙沼港もさんまの水揚げに活気づき始めました。震災当年の昨年は例年の2割ほどの水揚げにとどまりました。今年は漁港のかさ上げや周辺の復旧工事、また冷凍冷蔵設備や製氷設備など関連産業の復旧が…

2012/08/25 No32

2012/08/25 No32第32回復興サポーターズ活動報告。今回は以前ご参加頂いたお父さんがご家族を連れての2回目、また 全国で干潟や自然を守ったり、地場の木材を活用をすすめておられる皆さんのご参加。暑い中ですが、今日は8月30日にこの浜で行われる送…

2012/08/18 No31

2012/8/18 No31 第31回復興サポーターズ活動。今回は東京、神奈川の小学校の先生たち、海洋を研究する東京の大学生、青森は三沢市の青年会議所の皆さん、水山養殖場に馴染みの元カキ研究所員のご参加です。すごい雷!とスコールを避け、浮桟橋でカキじいさ…

2012/08/30

八月三十日は舞根の浜の三十日盆。日も暮れて、空には満月。提灯が海に映る幻想的な時間。震災当年の去年は急ごしらえで、避難所から集まった皆も慌ただしかったけど、震災から一年半過ぎた今年は皆の都合、生活も様々。どれほどの人が集まるかと思えば、ほ…

2012/8/28

ホタテの出荷が始まる前の早朝、今日はおんちゃん、おばちゃん、みんな総出でカキの温湯作業。色々な生き物が付いたカキを「お風呂」に浸けて、殻をきれいにします。口を固く閉じたカキだけが、わずかな時間ならお湯の中でも平気。殻も固くなり、大きく育ち…

2012/8/27

んっ?!おんちゃんだぢ、竹を組んで、海の見える丘に何か建て始めたぞっ。速い速い、みるみる骨組みが出来ていきます。「イガダば縦に作んのど同じだべっ!」なるほど、言われてみれば。さて何が出来るのかっ!?

2012/08/09

子供たちがつくってくれた、何だか分からないけど、やたら美味しそうなもの。腹減ったなあ。

水山養殖場「復興オーナー」新規募集の終了について

<<水山養殖場 「復興オーナー」新規募集の終了について>>昨年7月より募集してまいりました水山養殖場「復興オーナーズ&サポーターズ」も現在まで946口、586名のオーナー様ご登録、延べ500名の復興サポーターズ活動へのご参加を賜りました。皆様からお…