2012/08/25 No32
2012/08/25 No32
第32回復興サポーターズ活動報告。
今回は以前ご参加頂いたお父さんがご家族を連れての2回目、また
全国で干潟や自然を守ったり、地場の木材を活用をすすめておられる皆さんのご参加。
暑い中ですが、今日は8月30日にこの浜で行われる送り盆のための、海辺の草刈り
からお手伝いいただきました。
海辺に沢山の提灯を掲げ、流れた家の基礎を献花台にして、久しぶりに舞根の皆が仮設住宅
から集まる、私たちにとっては大切な日。
作業は大変ですが、よろしくお願いします!
※作業中、撮影ができませんでした。下の写真は、8月30日に開かれた送り盆の様子です。
草刈りのお蔭で、海際に提灯が見えるようになり、皆で祈りを捧げました。ありがとうございました!
草刈り作業のあとは、海辺に修復された桟橋でカキじいさんの小講義。
津波で山に打ち上げられたが、唯一燃えずに残った体験学習の小和船「あずさ丸」も、あちこち割れてはいるものの、また海辺に戻ってきました。
またここで沢山の皆さんにお話できることがとても嬉しいカキじいさん。
対岸の浮桟橋で昼食の後は、海へ牡蠣を揚げに行きます。養殖いかだから「えっちらおっちら」上げたたわわな牡蠣のかたまりを綱から皆で外して籠へ。
重たい籠は手鉤で引っ掛けて桟橋小屋へ。何だか皆、作業っぷりが漁師っぽくなってきたぞ!?
浮桟橋小屋でのカキ砕き。みんなも暑いがハナ(犬)も暑い。今日上げた牡蠣は津波の後に石巻でとれた種ガキを昨年夏以降に海へ提げた子供のカキ。殻が割れやすいから気を付けて、慎重に。
カキのかたまりにはいろんな生き物が棲みついています。ゴカイに海老に小魚、ウニ、カニ、ホヤも。
きれいにする作業は大変だけど、これも海が健康な証拠。さあ、最後まで!