2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

MizuyamaTopix

「干しガキ」 垂下(すいか)式養殖※の牡蠣や帆立には、種々多様、たくさんの生き物が住み着きます。多様な生物が付くということは、そこが生き物たちにとってとても心地よい豊かで清浄な環境だということの証。海中では、食べ物となるプランクトンの熾烈な…

森は海の、、、、、

「森は海の恋人」と捩った名言(迷言?)と時々出会うことがあります。 まず、「森は海の“変人”」。石坂洋二郎の小説「青い山脈」の“変しい変しい新子さま”からの応用かと青春時代を思い出しニヤリとしましたが、そこは小学生からの手紙、凡ミスでした。今の…

盛岡 下橋中学校

夏を迎えるとカキじいさんは本業以外のことで忙しくなります。体験学習のシーズンだからです。 海をきれいにするには、その海に注ぐ川をきれいにしなければなりません。でも川の流域には人間の生活が横たわっています。川の流域に暮らす人々の心に木を植える…

水山養殖場HPよりお詫び

先般ご案内しておりました畠山重篤関連番組「ミッション」の放送予定に誤りがございました。 楽しみにしておられた方々に大変ご迷惑をおかけいたしました。誠に申し訳ございませんでした。 再放送予定は未定とのことですが、地上放送(これまでの放送はBS)…

七夕の願い

七月七日、七夕の佳き日、幼稚園年長組の孫の祖父母参観日に招かれました。 内孫は四人で上は女の子、下三人は男の子です。愛称「かんちゃん」は上から三番目です。上からも下からも攻められていますから家の中では強く、時々ママに暗い(!?)部屋に閉じ込…

カキじいさんとしげぼう

平成16年、花巻市の宮沢賢治研究会から連絡がありました。「森は海の恋人運動」を続けていることに対して、宮沢賢治イーハトーブ賞が決まりました。授賞式に出席していただけますか?」というのです。 えっ、、、宮沢賢治とどんなつながりがあるのだろう?と…

井上ひさしさんの思い出

去る4月9日、作家 井上ひさしさんが亡くなられました。残念この上ありません。晩年、お米を通して森、水、川、海と続く環境問題にも関心を寄せられ、お声を掛けて下さいました。山形県川西町遅筆堂文庫でのシンポジウムにも二回呼んで下さいました。井上さ…

水山養殖場だより

気まぐれな梅雨の晴れ間にほっとしたのもつかの間、夕方からの雷雨に打たれて、今日は慌ただしく仕事を切り上げました。 今朝、当養殖場前で釣った“ハモ”の白焼きを「おすばで」(南三陸沿岸部の方言で、「酒の肴」の意)に、これから一杯と思っています。そ…

カキじいさんのつぶやき(1)

三陸リアス式海岸の気仙沼湾で牡蠣の養殖業に従事し、足かけ45年になります。兵隊から帰ってきた父が昭和22年から始めた仕事で、私が二代目、今三代目の息子たちが後を継いでいます。四代目を継ぐべき孫も生まれましたので、孫が継げば小さな家業も百年…

カキじいさんのつぶやき(2)

水山養殖場にはさまざまな人たちがやって来ます。 今日はアメリカの小中高の先生方が16人、フルブライト・ジャパン(日米教育委員会)から通訳他4人、計20人です。気仙沼は環境教育の先進地(ユネスコ・スクールによるESD実践地域)ということで時々…