2011-01-01から1年間の記事一覧

2011/12/31 @MizuyamaOyster

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暮れには、津波で逝ったおばあちゃんにお線香をあげに来てくれた沢山のお客さん。見送った後、昔のN響アワー、ヤンセンのチャイコフスキーを見てたら、音と一緒に何だか沢山溢れて、涙が出て来た。

クリスマスは雪。楽しいはずの今日の雪に、あの日の夕空を思い出す。ラジオの安否放送にかじりつく。津波にのまれ炎上し続けた鹿折地区の介護施設にいたおばあちゃん、帰らない子供達、海に出た弟。眠れぬ夜。避難し寄り沿う舞根の皆。闇からの叫び声。

昨日の雪も朝方に上がり、朝から筏を作ります。さすがに寒くて焚き火を囲んで一服。煙と海霧、男衆の体から立ち昇る湯気が朝陽に揺らいで海に写ります。静かな、静かな、復興の狼煙。

東日本大震災以前の気仙沼市唐桑町舞根湾の風景をスライドで公開しています。(営利目的以外のご利用に限り無償データ配布致します。お問合せ:http://mizuyama-oyster-farm.com)震災前の三陸の四季を記憶に留めて頂きたいのです。

湾入口の海底に、舞根で津波に流されたおんちゃん家族三人が逃げた時の車が見つかった。未だ不明のおんちゃんと孫娘。かぐれでないで、早く出で来てけらいん。さぞや寒いだろ、寒いだろう。

大好評、第十二回「大工の飲み口」『越生梅林』(埼玉県入間郡越生町)何て綺麗な味でしょう。この上なく研ぎすませれた、素晴らしい後味。こんな風に、僕の刃物も研げたらええなあ。

改装している事務所代わりの納屋の床下に、調湿材として炭を入れました。木を植える能登の炭焼職人、大野君に送ってもらった、とても均質で綺麗な炭。見えなくなるのが何だかもったいない感じ。有り難う。

フレンチ・クリスマスランチ・プレゼントで使った三mのツリーを、小学校に間借りしている幼稚園へプレゼント。お礼に皆が育てた薩摩芋を頂いた。薪ストーブで焼き芋にしたら、何とも言えない優しい味。有り難う。

大工、凍ったマグロを丸のこで柵に切る、の図。初の試みに四苦八苦?

12月10日のシェフの集い「ゴブラン会」の皆さんによるフレンチの炊き出し。東京や仙台のホテルで数日前から仕込んで来たお料理を、シェフ総出で運びます。出来立ての舞根集会所では、裏山から切り出し、子ども達が飾りつけしたヒバのツリーでお出迎え。 …

明日のフレンチクリスマスランチの炊き出しの準備におんちゃん達も張り切る。「集会所の初めでの会合だ。張んねーばな!」と紅白の幕を持ち出した。景気が良いなあ!緑を足してクリスマスカラーにしようか(笑)。

瓦礫の中に建った新しい舞根集会所。12月10日にシェフの集い「ゴブラン会」がフレンチ・クリスマスランチをプレゼントしてくれるのに合わせてクリスマスツリーにとヒバの木を飾りました。何故だろう、木には「人を迎え入れる力」があるんだ、と思う。

久々に早く海が終わり休んでいると、チビがぐずり始めた。カキパパ、珍しくあやしに掛かる。父ちゃんとカルタやっぺ!震災後、殆んど遊べなかったが、いつの間にか平仮名が読める様になったチビ。あれから9ヶ月。

シェフの集い「ゴブラン会」が、被災した幼稚園の子ども達やご家族のためにフレンチ・クリスマス・ランチをプレゼント。会場にはクリスマスツリーを飾ろう。モミの木ならぬ「桧ツリー」だけど良いよね、ロッキー?

気仙沼で唯一手付かずだった西舞根川沿いの倒壊家屋や瓦礫撤去が始まりました。復興サポーターズで森から運び出した瓦礫、地盤沈下で深い湿地となりサポーターズで今まで入れなかった所も。湿地を残せるか。

今日のホタテの受け入れ終了。ちょうど午前1時、クリスマスツリーの灯りを頼りに帰ります。稚貝が届くかどうかは北海道の時化次第。専らの関心事はオホーツク海の天気図だが、今日は眠たい。おやすみなはれせ。

舞根の集会所建設を支援してくれた滋賀の皆さんを船に乗せて、集会所を海から眺めてみました。灯りが一つもない舞根湾の闇の中、柔らかに光る灯。異口同音に「あれは灯台だね」。希望のともしび、復興の光。「Lighthouse Project」。 「カキじいさんは実は魚…

第九回「大工の飲み口」来ました本命気仙沼の酒「純米吟醸 蔵の華」(株)角星気仙沼市。全く違和感が無いのは八ヶ月も気仙沼にいて飲み物、食べ物が体に馴染んだせいやろか。復興の力水、献杯。

耳吊りした9万個のホタテ。やっと夕方に大島瀬戸のに下げ終わりました。夕暮れ時の大島瀬戸は、室根の山に陽が沈む以前と変わらぬ風景。仮設から応援に来てくれたおんちゃん達も懐かしげに、手を止めます。

自宅へ続く海沿いの長い坂道に、イルミネーションを飾りました。ちょっと早いクリスマスだねっ!と子ども達は大はしゃぎ。だけど本当は、崖へ車が落ちないようにと、津波で流れた街灯代わり。綺麗で良いよね。 時化の前の温かな朝。朝陽がゆっくりと舞根湾沿…

カキじいさんが若い頃、寝泊まりして牡蠣養殖を勉強した納屋の二階が、住込み大工の手で改装されています。天井、壁、床。全て漁師達が切り出し、製材し仕上げた無垢の杉や桧。不揃いの材が、見事な船底天井に。さあ、次は自分達の家。 日曜の朝、白鳥が三羽…

耳吊りで穴を開けるときに殻が欠けたホタテの稚貝を煮て、皆にお振舞い。思いもかけない「初物」に、おんちゃん、おばちゃん達も、「まー、まー、うんめいなぁ!」北海道から届いたばかりの小粒だけど、何とも言えない温かな味。 第七回復興サポーターズは、…

深夜のホタテ稚貝の受入作業が終わり、薪ストーブに火を入れると、いつもより火が強い。震災直後に道や海岸に倒れた桜や樫を皆で切り、割った薪。乾いて勢よく燃え、今私たちを暖めてくれる。寒さが記憶を呼び戻す。

2011/11/16 @MizuyamaOyster

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第6回「大工の飲み口」『純米吟醸 徳若』(兵庫県西宮市 万代大澤醸造)。「しっかりした旨味と爽やかな後味。ご近所さんの酒は、五臓六腑に染み入る味やなあ。森氏、ごちそうさん。」

さっきまでのにわか雨が止み、雲が緩く流れ始めました。今日も五万個以上のホタテの耳吊りが終わって、皆各々の仮設に帰り、舞根湾もまた静かになりました。明日は久しぶりにお休み、一杯やろう。その前に選挙か。 今日も朝六時から総出でホタテの稚貝の「耳…

二回目のホタテの稚貝受け入れ、3:00過ぎに終了。数が多かった一回目は4:00までかかったが、舞根グループのチームワークは回を重ねる毎にスムーズに。仮眠して6:00から耳吊り作業開始。眠たいけど、とっても気持ちがいいね。 第6回復興サポーターズは、ホタ…

2011/11/11 @MizuyamaOyster

北海道から今朝方届いたホタテの稚貝の「耳」に穴を開けて、綱に刺したピンに一つ一つ、丁寧に付けていきます。ホタテの「皆吊り」。舞根の皆、加工場の流れた鮪立の仲間達。舞根の浜は皆総出の「なんだもねえ」活気。

北海道からのホタテの稚貝を舞根湾へ運び、浮き桟橋から海へ入れ終わりました。長旅で疲れたろう。明日、いや今日の七時から舞根の皆と耳吊り作業。仮眠を取ったら、また慌ただししい朝。 北海道からのホタテの稚貝を受け入れるため、船とトラックで浜に待機…