2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今日のホタテの受け入れ終了。ちょうど午前1時、クリスマスツリーの灯りを頼りに帰ります。稚貝が届くかどうかは北海道の時化次第。専らの関心事はオホーツク海の天気図だが、今日は眠たい。おやすみなはれせ。

舞根の集会所建設を支援してくれた滋賀の皆さんを船に乗せて、集会所を海から眺めてみました。灯りが一つもない舞根湾の闇の中、柔らかに光る灯。異口同音に「あれは灯台だね」。希望のともしび、復興の光。「Lighthouse Project」。 「カキじいさんは実は魚…

第九回「大工の飲み口」来ました本命気仙沼の酒「純米吟醸 蔵の華」(株)角星気仙沼市。全く違和感が無いのは八ヶ月も気仙沼にいて飲み物、食べ物が体に馴染んだせいやろか。復興の力水、献杯。

耳吊りした9万個のホタテ。やっと夕方に大島瀬戸のに下げ終わりました。夕暮れ時の大島瀬戸は、室根の山に陽が沈む以前と変わらぬ風景。仮設から応援に来てくれたおんちゃん達も懐かしげに、手を止めます。

自宅へ続く海沿いの長い坂道に、イルミネーションを飾りました。ちょっと早いクリスマスだねっ!と子ども達は大はしゃぎ。だけど本当は、崖へ車が落ちないようにと、津波で流れた街灯代わり。綺麗で良いよね。 時化の前の温かな朝。朝陽がゆっくりと舞根湾沿…

カキじいさんが若い頃、寝泊まりして牡蠣養殖を勉強した納屋の二階が、住込み大工の手で改装されています。天井、壁、床。全て漁師達が切り出し、製材し仕上げた無垢の杉や桧。不揃いの材が、見事な船底天井に。さあ、次は自分達の家。 日曜の朝、白鳥が三羽…

耳吊りで穴を開けるときに殻が欠けたホタテの稚貝を煮て、皆にお振舞い。思いもかけない「初物」に、おんちゃん、おばちゃん達も、「まー、まー、うんめいなぁ!」北海道から届いたばかりの小粒だけど、何とも言えない温かな味。 第七回復興サポーターズは、…

深夜のホタテ稚貝の受入作業が終わり、薪ストーブに火を入れると、いつもより火が強い。震災直後に道や海岸に倒れた桜や樫を皆で切り、割った薪。乾いて勢よく燃え、今私たちを暖めてくれる。寒さが記憶を呼び戻す。

2011/11/16 @MizuyamaOyster

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第6回「大工の飲み口」『純米吟醸 徳若』(兵庫県西宮市 万代大澤醸造)。「しっかりした旨味と爽やかな後味。ご近所さんの酒は、五臓六腑に染み入る味やなあ。森氏、ごちそうさん。」

さっきまでのにわか雨が止み、雲が緩く流れ始めました。今日も五万個以上のホタテの耳吊りが終わって、皆各々の仮設に帰り、舞根湾もまた静かになりました。明日は久しぶりにお休み、一杯やろう。その前に選挙か。 今日も朝六時から総出でホタテの稚貝の「耳…

二回目のホタテの稚貝受け入れ、3:00過ぎに終了。数が多かった一回目は4:00までかかったが、舞根グループのチームワークは回を重ねる毎にスムーズに。仮眠して6:00から耳吊り作業開始。眠たいけど、とっても気持ちがいいね。 第6回復興サポーターズは、ホタ…

2011/11/11 @MizuyamaOyster

北海道から今朝方届いたホタテの稚貝の「耳」に穴を開けて、綱に刺したピンに一つ一つ、丁寧に付けていきます。ホタテの「皆吊り」。舞根の皆、加工場の流れた鮪立の仲間達。舞根の浜は皆総出の「なんだもねえ」活気。

北海道からのホタテの稚貝を舞根湾へ運び、浮き桟橋から海へ入れ終わりました。長旅で疲れたろう。明日、いや今日の七時から舞根の皆と耳吊り作業。仮眠を取ったら、また慌ただししい朝。 北海道からのホタテの稚貝を受け入れるため、船とトラックで浜に待機…

第五回「大工の飲み口」『純米吟醸酒 こしのひかり』(福井県福井市美川酒造場)「これは誰が呑んでも旨いやろ。正に旨口。あって言う間に二人で一升やね。」 季節は晩秋。昼間の暖かさは霜月を忘れさせるほどですが、さすがに朝晩の冷え込みは冬の気配。月も…

第四回「大工の飲み口」『上撰 染櫻』(そめざくら)「兵庫県三木市稲葉酒造」うーん、僕のスタンダード・ナンバーやね。飲み口、後味、この上なく爽やか。まあ、呑んでみて。

2011/11/05 @MizuyamaOyster

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ホタテの稚貝を受け入れて養殖を再開するための水槽。小さな水槽を並べただけの簡単なものですが、弱いホタテの子供が空気に晒されるのを最短にする必需品。水が流れる音だけで、こんなにもホッとするのは何故だろう。 舞根湾沿いの山々も少しずつ色づいてき…

第二回「大工の飲み口」白鶴酒造『上撰 祝』。舞根のコミュニティスペースの上棟式(餅撒き)に振る舞った酒の残り。安心して呑める味ですなあ。めでたい、めでたい。皆が喜んでくれたのが何よりです。

第一回「大工の飲み口」。『香住鶴』(兵庫県香住町)は、香り高く美味しゅうございます。(住込みでお手伝いしてもらっている大工さんの為に、カキじいさんが買ってくるお酒の飲み口を棟梁が呟く、勝手なシリーズです。)

@MizuyamaOyster

以前ご紹介した震災前の三陸の風景写真集についてお問合せを多数いただきました。詳細を改めてご紹介いたします。記憶と共に美しい風景を。「みやぎの思い出写真『海と 風と 町と』(525円)「みやぎの思い出写真集制作委員会事務局」(南北社)