2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「コキーユ・サンジャック」

牡蠣の出荷だけでも多忙なシーズンなのですが、もう一つ多忙な要因が重なりました。「帆立貝の子ども」が届いているからです。 北海道の日本海側、石狩川が注ぐ小樽の海で育ててもらっている帆立です。子どもと言っても昨年の春に生まれたものを一年育てたも…

鉄と宇宙と牡蠣

この夏、ある会で、宇宙から奇跡の生還を果たした「はやぶさ」のプロジェクトマネージャー川口淳一郎先生と同席する機会を得ました。 三陸の牡蠣漁師の私と、時代の最先端を行く宇宙工科学研究者が講師として招かれるとは、まったく前代未聞の事と思われたよ…

「けせんぬま岩井崎プロムナード荒磯まつり」のご案内

「けせんぬま岩井崎プロムナード荒磯まつり」 のご案内恒例の「けせんぬま岩井崎プロムナード荒磯まつり」が開催されます!空くじなしの大抽選会では大賞商品「マグロ1本」! 気仙沼市階上地区をはじめ、沢山のリアスの海の幸、山の幸が産直価格。地元の味…

教室に翻った大漁旗

八月十八日に「海なし県の先生のため息」というタイトルで記しました。岐阜市立陽南中学校の社会科の先生が舞根(もうね)湾に取材に来られたお話です。今春、「海なし県」岐阜で初めて「豊かな海づくり大会」が開催されたこともあり、公開研究授業のテーマ…

あれから四十年、、、

十一月は社会人講師が大学に講義に招かれるシーズンです。 カキじいさんの出番も多くなってきました。東北公益文科大学(酒田市)、岩手大学、石巻専修大学、京都大学、国学院大学、広島大学などなど、、、と、続きます。これでもカキじいさんの講義は人気が…

小田原と鰤

十月二十日から二週間、大学での講義やシンポジウムの出席などで、関東、九州、北陸を駆け巡っていました。 まず始めは、小田原でローカルサミットというイベントです。三年前から始まったもので、様々な経験、体験を持つたくさんの“変人”達(失礼、、、)が…

「森は海の恋人」 牡蠣の森を慕う会 畠山重篤 新刊のご案内

畠山重篤の新刊のご案内です。たくさんの子供たち、そして大人たちに森川海のつながりを伝えたいという思いから、2000年に出版された「漁師さんの森づくり」(講談社、文・畠山重篤、絵・カナヨ スギヤマ)。それから10年、「森は海の恋人」の世界はます…