「カキじいさん焼印入り 小まな板」のご紹介


「カキじいさん焼印入り 小まな板」のご紹介です。


「木を伐り、使い、また植えよう。森が蘇り、川が蘇り、海が蘇る。そして、まだ皆して海さ戻っぺし。」


この「カキじいさん焼印入り 小まな板」は、津波を被り枯れかけた舞根湾沿岸の杉や檜を利用し、漁師が自ら制作したものです。養殖いかだに適さない曲がりや節の多い木を漁師たちがボランティアの皆さんと伐採し、自ら製板した板に手鉋(かんな)を掛け、焼印を施しました。牡蠣むき板、フルーツまな板などとしてご利用いただけます。

板の形や大きさ、厚み、色などは様々で、枯れかけた木材を使用しているため、一部に割れや反りなどがあります。

震災により大きく被災した私たち漁民ですが、海とそれを支える森、川との繋がりの中でこれからも生きてゆく決意をお届けしたいとの思いから今回制作、販売することにいたしました。




東日本大震災では、地震と大津波により何万軒という家屋や建物が一夜にして崩壊し流れ去りました。震災からい二度目の冬を迎える現在も、高台への集団移転や移住先の調整などに課題を抱えながら、未だたくさんの人々が仮設住宅での生活を続けており、今後多くの家屋を建設して行く必要があります。

与えられた大きな困難ですが、私たちはこれを「荒れた森に手を入れる最後の機会」と捉えます。日本の木を使って家を建て、光の差し込んだ日本の森が再生することで、川や海が今まで以上に豊かになり、漁民たちがまたその海へ戻って幸せな生活を取り戻す。この小さな木片に、私たちはその心からの願いを込めました。

お手に取られた皆様に、海辺の森の香りにのって、その祈りが届くことを願っています。






小まな板の売り上げの一部は、津波により荒れた沿岸森林の整備・間伐作業(復興サポーターズ活動)、木材の活用、広葉樹の植樹・育樹活動のために、大切に活用させていただきます。
【水山養殖場牡蠣の森を慕う会


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