@tweets

2013/4/8

昨日からの強烈な時化と雨で今日の舞根湾は、、、抹茶ミルク。(4/8)

2013/3/28

春。 春の霞と麗らかな陽気におんちゃんだぢも汗が流れます。 津波で潮に浸かった海抜十数メートルの庭先にも、今年は花が咲いた。(舞根) 春。海霧。種牡蠣を挟む綱を切る。(舞根湾)

2013/1/31

震災前は広い干潟が広がっていた舞根湾奥も、大地震の地盤沈下で1メートルほど深くなり、今は潮が引いても海底が現れることはありません。二本の舞根川がそそぐこの汽水域は、毎年春に天然のアサリが湧くほどたくさん取れ、多くの潮干狩りの人たちでごった…

2013/1/31

牡蠣で花束を(笑)。少しずつ雪解けの水が入り、春の気配の海の中で、貝先をすくすくと伸ばす牡蠣。触るとハラハラと崩れてしまう、危うく脆い、でも美しい牡蠣の「新芽」です。皆さんにはどう見えるかな?

2013/1/30

牡蠣は貝先を伸ばしはじめ、ホヤぼーやもゆっくりと、すくすく。今日も風は冷たいが、海の中は、静かに春の気配。

2013/01/19

久しぶりの外出で、お世話になっている岩手県一関市の酒蔵「世嬉の一」(せきのいち)の蔵元レストランを訪ねました。蔵造のレストランの他、絶品の地酒(生酒がおすすめ!)、カフェや地ビール製造販売、『若菜集』の時期に一ノ関に滞在していた若き日の島崎藤…

2013/01/18

カキを運ぶトラックを山からキツネが見送ってくれました。タヌキやシカや白鳥も来たけれど、キツネは久しぶりだなあ。ぴょこん、ぴょこんと振り向きながらその場に留まってこちらを眺めています。寒かろう、寒かろう。今日もカキ剥きだ。

2013/01/17

今朝の冷え込みも仮設から浜に通うおばちゃん達には「おっかねえ」もの。昼には緩んでお日様があったかい。朝六時過ぎに車でつるつるに凍った峠を越えてやって来る、運転の苦手なおばちゃん。恐る恐る無事に浜に車を止めると、待っていた他のおばちゃんだぢ…

2012/12/16 @tweet

明けの明星と仲良く揺れる、この頃の眉の月。おんちゃん達が牡蠣揚げに海へ出だあどの仮設工場の灯りと並んで、何だがとっても凛々しいんだなあ。海がら湯気があがるほど海の上は寒んむいげんとも、やっぱりこういう朝がつづぐのがほんとに嬉しいんだなあ。…

2012/12/31(大晦日の願い)

「仮設さ神棚ねえがらっさ、何にも用意するものねくて、楽でいいのっさ!、、、」って、カギむぎながら笑うおばちゃんだぢに、早ぐ前のような慌ただしい正月ば迎えでもらいてえのっさ。来年も、その次の年も、その次の、、、って、何年先になるが分がんねえ…

2013/01/14

凍てつく朝の舞根湾に白鳥の親子が、気持ちよさそうに佇んでいました。海から揚げてきたカキを一緒に洗いながら、おんちゃんに聞いたら、「その昔は二十羽ぐれえ毎年来ったんだげんとも、最近はほとんど来ねえようになったなあ。津波のあどになってまだ来る…

2012/12/31(大晦日の願い)

「仮設さ神棚ねえがらっさ、何にも用意するものねくて、楽でいいのっさ!、、、」って、カギむぎながら笑うおばちゃんだぢに、早ぐ前のような慌ただしい正月ば迎えでもらいてえのっさ。来年も、その次の年も、その次の、、、って、何年先になるが分がんねえ…

2013/01/14

凍てつく朝の舞根湾に白鳥の親子が、気持ちよさそうに佇んでいました。海から揚げてきたカキを一緒に洗いながら、おんちゃんに聞いたら、「その昔は二十羽ぐれえ毎年来ったんだげんとも、最近はほとんど来ねえようになったなあ。津波のあどになってまだ来る…

2012/12/22

「鹿折さ上がったあのでっけえ船、どうすんだべね。」『あの辺ば公園さすんだっちゃ。そのまま置ぐんでねえ?』「やんたなあ。なんだが見だぐねえよねえ。津波思い出すものば、その辺さいっぺえあるのに。早ぐ忘れてえのにねえ。誰さ見せんだべ。』「観光客…

ホダデてんこ盛りの一かご60キロのバンジョば、おばちゃん達が毎日なんぼもなんぼもノンコ(手鉤)で引っ張っていられるのは、何でなんだべ?カギ食ってるからが?せめて声がけ「どっこいしょ!」んー、ギブスが痒い。

幼稚園からの回覧メールに子供たち騒然。「町内でサルが出ました。カモシカほどの大きさです。近づかないようにして、気をつけてください。」見てみたい「カモシカほどのサル」。サルがでかいとか、カモシカがちっちゃいのか?!

2012/09/12

「あぁ、雲さ乗りでぇなあ、、、。」「眠でえなぁ、、、。」「何時まで暑っついんだべなぁ、、、。」「船さ油、入れでけろっ!」 と、皆して浮き桟橋で昼寝が日課。

2012/09/11

津波で流れた前の工場跡に、新しい工場を建て始めました。冷蔵設備や機械類は高台へ、ここは水揚げや箱詰めのための作業場に。避難路と避難場所を確保して、万一に備えます。住む場、働く場、避難路、避難場所、備蓄、、、。仕事のレイアウトを変えながら、…

2012/08/30

八月三十日は舞根の浜の三十日盆。日も暮れて、空には満月。提灯が海に映る幻想的な時間。震災当年の去年は急ごしらえで、避難所から集まった皆も慌ただしかったけど、震災から一年半過ぎた今年は皆の都合、生活も様々。どれほどの人が集まるかと思えば、ほ…

2012/8/28

ホタテの出荷が始まる前の早朝、今日はおんちゃん、おばちゃん、みんな総出でカキの温湯作業。色々な生き物が付いたカキを「お風呂」に浸けて、殻をきれいにします。口を固く閉じたカキだけが、わずかな時間ならお湯の中でも平気。殻も固くなり、大きく育ち…

2012/8/27

んっ?!おんちゃんだぢ、竹を組んで、海の見える丘に何か建て始めたぞっ。速い速い、みるみる骨組みが出来ていきます。「イガダば縦に作んのど同じだべっ!」なるほど、言われてみれば。さて何が出来るのかっ!?

2012/08/09

子供たちがつくってくれた、何だか分からないけど、やたら美味しそうなもの。腹減ったなあ。

高台へ建てる工場や倉庫、住宅の木材を加工するための作業場の工事が始まりました。やっとここまで来たか。下手には製材所。その海側にある桟橋を直せば、木を切り出す森から製材所、木材加工場、海へつながる桟橋までが一連に。建物だけじゃなく、まるで木…

2012/08/01

瓦礫になって形が無くなっても、撤去されて基礎だけになってしまっても、そこは誰かの家、誰かの工場、誰かの場所。無闇に立ち入ったり、記念に物を持って帰ったりするのは礼儀に欠ける行為。お願いです。人の立場になって考えてみることを、被災地を訪れる…

「ねえねえ、夏休みだがら、はも釣り(穴子釣り)に連れでって!」「んだなあ、明日の晩な。」「餌は?」「烏賊だなあ。まず、烏賊を釣りにいくが。」「烏賊はどうやって釣るの?」「海老を餌に釣るが。じゃあ、明日朝、海老捕りに行ぐが。」「はも(穴子)は烏…

震災による地盤沈下で湿地や池に変化した道沿いの宅地や、川の回りにたくさんのメダカが住み着き始めました。今までの住みかだった田んぼは、沈下して低すぎ、塩分が濃すぎて海水系の生き物に譲ったのか。メダカ達も集団移転だなあ。防潮堤をつくろうなんて…

誰かが子供達に水槽をプレゼントしてくれたらしい。震災で大きい水槽はみんな割れてしまったからなあ。ありがたい。入れるのは、みんな海の魚。シマカツカ、オウゲのこっこにナベカ、エビ、カニ、何だか分からないきれいなのも一杯入れたねえ。カキの塊を入…

2012/07/18

今は何にもねえただの砂利道。数十メートル先には立派な嵩上げ舗装道路があるんだげんとも、何でかその手前でウィンカー上げでしまうんだなあ。こごは今でも鹿折の「かもめ通り商店街」。今は誰も通んねえ、ただの瓦礫だらげの道だげんとも、おらには今でも…

2012/07/17

「あがげじんちゃん」(あがげ(屋号)のじいちゃん)が亡くなった。おらだぢが子どもの頃に船さ乗ってだおんちゃんだぢの最後の人。小せえ頃は、うぢの茶の間で酒飲みながら酔っぱらって怒ってばっかり、うぢのじいさんが隣で合いの手入れながら“あはははっ…

2012/07/11『栗の木ば伐る、ということ』

裏山の高いどごさ拓いて、養殖や出荷で使うでっかい冷蔵庫だの綱だの置ぐどごと、皆が住む家ば何軒か建でんだって木ば切って来た。復興サポーターズの皆さんに手伝ってもらって、木ば片付けで、一昨日やっと山の造成ば始まった。谷を埋めで平らにして、広ぐ…