「森は海の恋人」　牡蠣の森を慕う会　畠山重篤　新刊のご案内

畠山重篤の新刊のご案内です。

たくさんの子供たち、そして大人たちに森川海のつながりを伝えたいという思いから、２０００年に出版された「漁師さんの森づくり」(講談社、文・畠山重篤、絵・カナヨ　スギヤマ)。

それから１０年、「森は海の恋人」の世界はますます大きく広がってゆきました。その世界をつづる新刊が来年１月に刊行します。
　『鉄は魔法つかい』　(文・畠山重篤、絵・スギヤマカナヨ)　(２０１１年１月刊行予定)

　
「森は海の恋人」運動が始まって二十数年。山に木を植え続けてきた漁師さんたちは、カキを育てるためには「鉄」が必要だと知りました。どうやら生物には鉄は大切なもののようです、、、。

地球をつくり、命をつくりだしている「魔法のような鉄」のとびらをひらくと、そこには思いがけない発見と冒険の世界が待っていました。

スギヤマ　カナヨさんの素敵な生き物たち、そして「魔法使い」のイラストと共に、森、川、海とわたしたち生物とのつながりを「鉄」をキーワードに、子どもたち、そして大人たちにも分かりやすく読んでいただける内容です。

お楽しみに！

目次紹介(抜粋)

　第１章　　魔法つかいが森に？
　　　　　　　◇三バカカキ博士　　◇チンプンカンプンの化学式とみそラーメン　　　などなど

　　　　　　　
　第３章　　赤い血　ＶＳ．青い血
　　　　　　　◇漁師、血液学の勉強に　　◇レバニラいためは好きですか？

　第６章　　やわらかい鉄・やさしい鉄
　　　　　　　◇「赤毛のアン」タイトルの新説　　◇地下鉄が魚の高級マンションに　　◇英霊たちの竜宮城　　　などなど

　第９章　　毎日おすしが食べられる！？
　　　　　　　◇黒い海　　◇白い海　　◇ははその森　　◇魔法つかいのお母さん　　　などなど

　終章　　　人の心に木を植える
　　　　　　　◇長ぐつをはいた教授さま　　◇アムール川は巨大魚付林　　◇２０年後の海で

の、その前に、、、森、川、海、そして生き物たちのつながりを子どもたちと一緒に復習しましょう！