2012-01-01から1年間の記事一覧

2012/05/27

津波の後、しばらく姿を消していたヤマメのこっこ(稚魚)が舞根川に戻ってきました。川エビや、上流に潮があがる狭間には海の「かつか」(小魚)も。淡水と海水の生き物が入り混じり、子供たちも夢中で魚影を追いかけて、楽しい日曜日。皆さんはヤマメのこ…

2012/05/26

何と麗らかな運動会。舞根の皆の避難所だった唐桑小学校で、五月晴れの下、おんちゃん、おばちゃんたちの歓声が響きます。「プールの水があったがら、本当に助かったのっさ。」「暖房炊いでけで、ばあさんだぢにも、ありがだがったなあ。」「運動会でぎで、ほんとによがったあ…

第二十四回「森は海の恋人植樹祭」、「水車まつり」のご案内

第二十四回「森は海の恋人植樹祭」「水車まつり」のご案内(主催:牡蠣の森を慕う会、室根町第12区自治会) ご挨拶 悪夢のような大震災から、早一年が経過しました。災禍を慰めてくれるように海を取り囲む山々の木々は花を咲かせています。大津波の後、海辺…

2012/05/25

明日は唐桑小学校の運動会。舞根のおんちゃん、おばちゃんたちも、海仕事が終わった後、仮設に帰る途中に皆でテント張り。地区ごと、浜ごとに別れて一斉に建てるから、よそに負けじと急ぐ急ぐ!「ほれ、石浜さ負げんなよ!中区はまだが?!」「あっつのテン…

唐桑地区「防潮堤に関する勉強会」

これまで開催された、唐桑地区の「防潮堤に関する勉強会」での議論の模様を舞根(もうね)復興ポータルサイト http://moune.jp/ でご覧いただけます。建設の是非に関心が集まりがちですが、海辺に生きる私たちにとって、守るべきもの・活かすべきものは何なの…

2012/05/17

目まぐるしくお天気の変わる一日でした。昼過ぎには麗らかなお日様の下、舞根の浜の浮桟橋は舞根のおんちゃん、おばちゃん達で大賑わい。おんちゃん達はたわわな牡蠣の砕き方。おばちゃん達は、、、あれれ、船さ乗ってどごさ行くの?!普段は陸での仕事ばか…

2012/05/16

海が終わってから、さあビールでもと思ったら、子供達にオタマジャクシとヤゴ取りにつき合わされて山の池へ。子供たちにとっては津波の後の荒れ地も絶好の遊び場。津波で流れた古い家屋の池は今も残って、生き物の楽園。ヤゴ、オタマジャクシ、カエル、ゲン…

2012/05/14 @MizuyamaOyster

第?回「大工の飲み口」宮城県は涌谷の酒『黄金傳(くがねでん)』。日本初の金鉱、涌谷からの震災復興の酒。華やかな香り、吟醸特有の上品な味わいが何だか分からねえ兄ちゃん達を優しく見守る気持ちにさせるねぇ(男涙)。 工場前の海からCDが出てきました。海…

2012/05/13

大工が、ピッケルで、海辺の、筍を掘る、、、の図。母の日は快晴。仮設からかせぎに来てくれる舞根のおばちゃん達のために、工場にカーネーションを飾ったら「ばあさんだげんとも、いいんだべが?!」母さんの母さんだぢだがら、いいんだよ、かあさん(笑)。

2012/05/10 @MizuyamaOyster

海上ランチバイキング。 今朝のホヤぼーや。

2012/05/06

津波の潮に浸かって枯れた竹林から、今年も元気に筍が姿を現しました。一昨日の大雨と昨日今日の陽気で、空を目がけて一気に伸びていきます。六月の「森は海の恋人植樹祭」後のお疲れさま会には、また昔のように、ホタテと筍の煮物が振る舞えるかな?

2012/5/5

五月に入って、舞根では山桜が満開を迎えています。湾を望む舞根の入り口に堆く積まれた瓦礫にも、いつの間にか若草が芽生え、野の花が咲き誇ります。先週から瓦礫の分別が始まり、ダンプと重機がフル回転。子供たちを海へ迎え入れるには、まだ時間が掛かり…

2012/05/05

五月五日のこどもの日。浜に真新しい鯉のぼりを立てました。一昨年までは、代々受け継がれてきた何十匹もの鯉のぼりを海上に綱を張って泳がせていましたが、去年の津波でみんな海へ「戻って」行きました。またここに、この海辺に、たくさんの子供たちの大き…

2012/05/04

昨日からの大雨が止まずに朝を迎えました。干潮になって水没した仮設の道がやっと見えてきた、と思ったら崩れてた、、、。最干潮でこれだから、午後の満潮にはまた沈むか。これで今、ここも含めて計画が進んでいる、宮城県沿岸をぐるっと囲む10〜15mの…

2012/05/02

ラ ラ ラ ラ〜♪ の巣箱。三重の漁師達から支援で頂いた、いかだ用の太い竹の端材。小鳥達も感謝していることでしょう。

2012/05/01

「借景」か、ただの工場の入り口か。

2012/05/01

明け方から始まるホタテの水揚げの後、八時前に海辺の朝ごはん。目玉焼き、海苔、納豆、「小野万」のイカの塩辛、花巻の金婚漬、イチゴ。なんと、うんめいごど、うんめいごど。何だか豪勢になってきた。工場は津波の時のままで屋根は穴だらけ。雨が降ったら…

2012/04/27 @MizuyamaOyster

さっきまでの雨も止んで、朝霧と共にカモメや小鳥達が鳴き始めました。浜の皆で朝早くからのホタテの水揚げを終え、何だかとても懐かしい気持ち。誰からともなく「おだやがだなぁ、戻ってきたなぁ、、、」「んだなぁ、、、」。

2012/4/24

浮桟橋の上に建てている作業場の屋根トラスを船のクレーンで上げ、建て方作業も一段落。さあ、皆で餅を撒こう!仮設から手伝いに来てくれる皆に、福と幸せが沢山、沢山、届きますように。屋根を飛び越えて舞うつきたてのお餅に、空のカモメたちもよって来た…

2012/04/23 @MizuyamaOyster

浮き桟橋の上に建てる作業小屋の屋根トラストがもうすぐ完成。いかだに張る板を製板し始めてから、明日の屋根上げまで、海仕事の合間に大工と漁師の二人で1ヶ月。段取りと学習で、人は結構やれるものですね。明日は船のクレーンで屋根上げの後、仮設から呼ぶ…

2012/4/21 No.21

4/21 No21すっかりきれいに片付いた高台。この木を運び出し、製材し、漁師のおんちゃんたちが家を建てる。人が力を結集すると、実はあらゆることが可能になるのですね。ありがとう。

2012/4/21 No.21

4/21 No21お昼の後は、海の見える高台に家を建てる場所を切り開く「フロンティア」作業。ブリヂストンの皆さんは毎回、チームワーク抜群。見る見るうちに松の木が片付いてきます。今度、ご参加の時には、この木が製材されて、家を建てる準備ができているかな…

2012/4/21 No.21

4/21 No21ホタテの種つなぎの次は「牡蠣の種はさみ」。カキの赤ちゃんが付いたほたての貝殻を綱に挟んで海へ返します。ここでもおばちゃん達、スパルタ指導!?

2012/4/21 No.21

4/21 No21おばちゃん達の優しくも厳しい指導!?しっかり見られて緊張か?

2012/4/21 No.21

4/21 No21 工場の中では舞根のおばちゃん達が熱血指導中!

2012/4/21 No.21

4/21 No21 今回の復興サポーターズ活動は月一回のペースでお手伝いいただいている(株)ブリヂストンの企業ボランティアの皆さん。午前中はホタテの稚貝を綱に付けて海に提げる「ホタテの種つなぎ作業」すぐに弱ってしますホタテの赤ちゃんを急いで綱に付け…

2012/04/14 No.20

4/14 No20 種牡蠣を綱に挟んで海に降ろす。自分で挟んだ牡蠣を海へ。これが大きくなるまであと1年半。皆さんの牡蠣です。牡蠣の成長と、この地の復興の過程を見続けて下さいね。

2012/04/14 No.20

4/14 No20 種牡蠣を綱に挟んで海に降ろす。「種牡蠣はさみ」作業。馴れると結構、はまるのです。

2012/04/14 No.20

4/14 No20 海の見える高台に家を建てるための土地を皆さんの力をお借りして切り開くプロジェクト「フロンティア」。

2012/04/14 No.20

4/14 No.20 NPO法人森は海の恋人をご支援頂いている1 percent for the planet 事務局のパタゴニア(Patagonia)日本支社長 辻井さん、1 percent...のアンバサダー、末吉里花さんが参加して頂きました。同じく森は海の恋人運動をご支援頂いているルイヴィトン…