畠山重篤 森川海の<書評>
『栄養学を拓いた巨人たち』 杉晴夫・著
◇すぎ・はるお=1933年生まれ。帝京大名誉教授。筋収縮の現役研究者。著書に『筋肉はふしぎ』。
本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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- 作者: 杉晴夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/20
- メディア: 新書
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「カキセリ」
カキの美味しい食べ方は?と問われれば、迷うことなく「そのまま生でどうぞ!」と答えます。
でも、生ガキが苦手な方も多いですよね。そんな時にお奨めするのは、何と言っても「カキの味噌炊き」です。
剥きたてカキのむき身を軽く真水で洗い流し、薄手の鍋に入れて火にかけます。カキから水がたくさん出ますので、水は入れません。
ぐつぐつ煮えてきたら、味噌(当地では赤味噌)を少し入れてかき回します。そして仕上げにセリをドバッ!。カキが見えなくなるくらいに乗せます。
セリとカキとの愛称は抜群です。これに日本酒を一杯引っ掛けたなら、それはもうパラダイス。
“鴨がネギを背負ってくる”のことわざは有名ですよね。おいしいだけでなく肉もネギも同時に手に入ったという好都合なことです。
最近結婚した次男のお嫁さんは、奥州涌谷の産。この地は有名なセリの産地なのです。
先日、読売新聞書評委員会の皆さんが私たちの海を訪れた折、涌谷のセリでカキの味噌炊きをご馳走しました。
五月の潮風が香る浜辺での味噌炊きに「これは参ったな!美味い!美味いっ!」の声ばかり。
二人の相性も抜群の気配で、何よりよく稼ぐお嫁さん。カキじいさんも安心です。日本でもフランスでも、カキ屋のお嫁さんは働き者(笑)ですね。(前出:『カキじいさんのブルターニュ紀行 (カキを愛するひとびと〜カルナック〜編)』)
でも、まさかネギ、いやセリまで背負って来てくれるとは、、、おっと、失礼、失礼(笑)。
二人とも、おめでとう!
カキの森書房より
カキの森書房では、絵本に季節のラッピングを施して、みなさまのお手元へ大切にお届けします(無料)。プレゼントにもどうぞ!(写真:ラッピング例)
※箱詰めでのお届けは、三冊以上のご注文からとなります。二冊までのご注文で箱詰めをご希望の場合は、送料が500円(通常340円)となります。
お求めは「カキの森書房」(水山養殖場)ホームページ http://mizuyama-oyster-farm.com、または八重洲ブックセンター(東京)にて。
お近くの書店へお問い合わせいただいてもご注文が可能です。書店様へ下記の「カキの森書房」連絡先をお伝えください。
「カキの森書房」
住所 宮城県気仙沼市唐桑町西舞根133−1 水山養殖場内
FAX 022−774−1680
電子メール kakinomori@mizuyama-oyster-farm.com
担当 畠山耕(はたけやま・こう)
「カキじいさんとしげぼう」ポルトガル語版が出版されました!
カキの森書房(水山養殖場)より絵本「カキじいさんとしげぼう」ポルトガル語版【vovô Ostra e Shiguebô】が出版されました!
8月末にはスペイン語版が完成、出版予定です!
日本語版、英語版、フランス語版、ロシア語版、ポルトガル語版、スペイン語版。ご縁のある皆様に翻訳のご協力をいただき、これからも各国語版の出版を予定しています。世界中の子供たちの心の森が大きく広がり、つながって行くことを楽しみに。
各国語版の翻訳にご協力いただいている皆様、森は海の恋人運動ならびに出版にご支援いただいておりますルイ・ヴィトン社の皆様に心より感謝を申し上げます。
「Louis Vuitton × 森は海の恋人」 http://p.tl/K7CB
お求めはカキの森書房 http://mizuyama-oyster-farm.com/kakinomori-books.html 、または八重洲ブックセンター(東京)にて。
お近くの書店様へご注文いただくことも可能です。
書店へカキの森書房の連絡先をお伝えください。
カキの森書房:
Eメール kakinomori@mizuyama-oyster-farm.com
FAX 022-774-1680
担当 畠山耕(はたけやま・こう)
水山養殖場 水山カキ、活ほたての一般販売を再開いたします!
4月9日より水山牡蠣、活ほたての一般販売を再開いたします!
お求めはホームページ http://mizuyama-oyster-farm.com/ (4月9日更新)より。
FAXでのご注文も承ります。
2011年3月11日。東日本大震災の大津波により、当養殖場は工場、船舶、養殖いかだなどの海上・陸上設備、そして大切に育んできたカキやほたてなどの海の幸など、漁業に係る全てを一瞬にして失いました。
海をあきらめて陸に上がる漁師も多く、生産・出荷再開に目途が立たず、一時は養殖場の再興を断念することも考えました。
そんな私どもに、もう一度この海に出る勇気と希望の光を与えて下さったのは、ご厚意をお寄せ下さったたくさんのお客様、国内外からご支援を頂いた見ず知らずの皆様、そしてボランティアとして駆けつけて下さった多くの有志の皆様でした。
私達のこの海は、津波から数か月後には生き物が以前にも増して溢れる豊かさを取り戻し、皆様のご支援によって再び海へと託すことができましたカキやほたての稚貝は、そのお気持ちに応えるかのように力強く成長を続け、今、再び皆様にお届けできるまでとなりました。
私共漁民一同の溢れる感謝、そしてこれからの再起に掛ける思いを込めて、皆様にこの森・川・海に育まれた恵みを大切に大切にお届けいたします!
水山養殖場
漁民、従業員一同
http://mizuyama-oyster-farm.com/