ホタテの稚貝を受け入れて養殖を再開するための水槽。小さな水槽を並べただけの簡単なものですが、弱いホタテの子供が空気に晒されるのを最短にする必需品。水が流れる音だけで、こんなにもホッとするのは何故だろう。

舞根湾沿いの山々も少しずつ色づいてきました。津波を被って枯れた物や、崩れた海岸と共に倒れた木々も薪となって、これから慌ただしくなる牡蠣やホタテの作業で凍える漁民を暖めてくれます。全ては自然が与えてくれる。