カキじいさんが若い頃、寝泊まりして牡蠣養殖を勉強した納屋の二階が、住込み大工の手で改装されています。天井、壁、床。全て漁師達が切り出し、製材し仕上げた無垢の杉や桧。不揃いの材が、見事な船底天井に。さあ、次は自分達の家。

日曜の朝、白鳥が三羽、舞根湾に降り立ちました。先日は一羽。子ども達と瓦礫と共に海に沈んだ海岸で眺めます。「ともだち連れて帰ってきたのかな?」皆、きっとここに帰ってくるよ。