復興サポーターズ第十六回(2012/2/25)のご報告

今回の活動は(株)ブリヂストンの企業ボランティアの皆さん。
第十二回活動(2012/1/14)に続いて、メンバー入れ替え、二回目のご参加です。社内での公募でボランティアを募集し、継続的に被災地に入られているそうです。昨日は陸前高田での瓦礫撤去作業とのこと。心の底から感謝します。

今日は明け方からの大雪で、森での作業ができない反面、牡蠣とホタテの養殖作業を集中的にお手伝いいただきました。舞根湾も雪景色。

昨年11月に海に提げたホタテ貝。牡蠣と一緒で通常の倍のスピードで成長を続けます。三か月で大きさは1.5倍から2倍に。雪代水(ゆきしろみず、森から川を伝って流れ落ちる雪解けの水)の力も加わって、夏前には何とか出荷できるまでにしたい。

ホタテ一枚一枚を丁寧にナタ(鉈包丁)で掃除してまた海の揺り籠に帰します。

牡蠣をむくおばちゃんたちの業に、サポーターズの皆さんも居ても立っても居られない。急遽、活動はおばちゃん達による「牡蠣むき教室」に。

まだ成長途中の殻のやわらかい牡蠣の殻に、優しく優しく牡蠣むきナイフを差し込んで、丁寧に剥いていきます。台所を預かる女性たちはさすが、コツをつかめば簡単簡単。

フランスでは食卓で牡蠣をむくのは男性の見せ場。牡蠣をむく男は頼もしいものです。日本の男たちも牡蠣をむき、牡蠣(亜鉛が豊富な牡蠣は、「男性」の味方です)を喰い、男をあげましょう!