復興サポーターズ第十五回(2012/2/18)ご報告

遅ればせ:復興サポーターズ第十五回(2012/2/18)のご報告


※活動の内容について:http://mizuyama-oyster-farm.com 水山養殖場


早朝は氷点下10℃の久しぶりの寒空、第十五回の復興サポーターズの皆さんを湾の裏側へ船で迎えに行くと、岸は氷におおわれていました。「砕氷船」に乗り込み、さあ、行きますよ!

海の見える高台を自分たちの手で切り開き、工場や住宅が建てられる場所を創りだす試み「フロンティア」。兵庫からの助っ人「木こり」そして大工の稲見さんの指導の下、「開拓」にお力をお貸し頂きました。日当たり良好、風強し。今年の夏までは造成まにでこぎつけたい。伐採した樹木は自分たちで製材し、建材へ加工。ゼロから共に作り上げるプロジェクトです。犬のロッキーも手伝う!のか?

昨年11月から復興サポーターズの皆さんにお手伝いいただいて養殖筏に提げたホタテの稚貝を今年、初めて海から揚げてきました。貝殻で白く伸びている部分が、四か月で伸びた部分。牡蠣と同様、通常の倍のスピードで成長しています。津波の効果と影響、自然の摂理。人も自然の小さな小さな構成員。海と共に生きよう。

午後は漁師のおんちゃん達と「牡蠣叩き」。たわわにかたまりで実った牡蠣をばらして、一つ一つが十分にプランクトンを食べられるように掃除してまた海へ戻す作業。泥だらけ、プランクトンだらけになりながら、頑張って頂きました。もうすぐ「スプリングブルーム(春のプランクトン大増殖)」。牡蠣も帆立も一層その成長を強めます。

当日はホントに寒かった。皆さん、体調は大丈夫ですか?
朝から夕方まで、森から海まで。慌ただしく色々な作業が続きましたが、心にもお土産を沢山抱えて行ってくれれば、とても嬉しい。岸で見送るおんちゃん、おばちゃんも、このリアスの海辺で待っています。有難うございました。お気をつけて!