2012/02/28

「潜り様」(潜水士)の調査で、舞根湾に元の工場の一階部分がきれいに沈んでいることが分かりました。浮かべた筏に下がる牡蠣が絡むのを防ぐため、台船で瓦礫を引き揚げます。

その前を船に引かれて行くのは、津波を被った杉を切り出し、製材加工して材料にし、建設を請け負った浮桟橋と作業場。作ったのは住み込み大工と舞根の漁民達。

材料を山から頂き、海に浮かべて、森からの恵みで牡蠣を育て、そして、また木を植えます。循環、連環、漁民の営み。