Mizuyama Topix



八月の水山は旬まっただ中の帆立貝の出荷で大童(おおわらわ)。


帆立貝は暑さに非常に弱い生き物なので、鮮度を落とさずにお客様へお届けするため、涼しい早朝に水揚し、その直後から出荷作業に入ります。


三陸では毎年概ね、お盆のころから海水温が急激に上がり始めて、8月末から9月にかけて年間の最高水温に達するため、この時期が最も帆立貝にとっては厳しい時期。


でも、春先に産卵する帆立貝にとっては、次の産卵に備えて貝柱にグリコーゲンを蓄える大事な時期でもあります。


私たちにとっては、肉厚に育った今こそ最も美味しい「帆立貝の旬」というわけです。



【写真:海中で大きな口を開けて「お食事中」の帆立貝たち】
 ※「ヒモ」と呼ばれるのは白い唇のような外套膜、黒い点々は「目」
  白い“ひげ”のようなものは触手




お刺身用冷凍貝柱も大好評!