第一回「おすばで 舞根キッチン」メニュー決定!(第38回復興サポーターズ活動)

第38回復興サポーターズ活動から開催を予定している「おすばで 舞根キッチン」!

「おすばで」とはこの地方の方言で「酒の肴」の意で、海辺の仮設工場を借りた料理教室を水山養殖場 復興サポーターズ活動に組み込んで、毎月もしくは隔月で開催します。

先生は海の料理が大好きな、舞根のおばちゃん達。

舞根や唐桑、気仙沼地方の地元でしか出回らない旬の味、幸、珍味を、この浜のレシピで一緒にお料理しながらご紹介してゆきます!


第一回目の今回(第38回復興サポーターズ活動)のメニューはこちら!

「サラガイ(アカザラガイ)のご飯」
「ワカメの酢の物」
「ばっけ(フキノトウ)味噌」(天ぷらの場合もあり)
「牡蠣のお吸い物」


これは間違いなくうんまいよぉ!「サラガイ(アカザラガイ)のご飯」!

小ぶりなホタテの様な貝ですが、ホタテよりも味が濃く、地元の浜ではホタテよりも人気のある食材です。気仙沼地方でも最近は出回らなくなった浜の味です。

そして、今が刈り入れ時の旬、「ワカメの酢の物」!

気仙沼、唐桑のワカメはツルツルとした舌触りで柔らかいのが特徴で、全国でも高品質ワカメで有名です。このあたりではワカメの茎、メカブをもらう(買わない)と春が来たなあ、、、という気持ちになります。

山の幸は、春の香りの「ばっけ(フキノトウ)味噌」!

まだ出たての柔らかい芽を味噌であえて、そのほろ苦さに春を感じます。時間次第で、天ぷらもやっぺがなあ!

そして汁物は、やっぱり旬の「牡蠣のお吸い物」!

身がビチッと入った今の牡蠣。雪代水が川から気仙沼湾にそそぐこの季節、海の中も春(スプリングブルーム)が訪れています。牡蠣から染み出る海の香りだけで味は十分。うんまいよぉ!

さあて、海辺のキッチンはどうなることやら。

おばちゃん達の腕がなる!

乞うご期待!

(文・写真 畠山耕)