畠山重篤エッセイ掲載 「人間はすごいな」(’１１ ベスト・エッセイ集」)

畠山重篤著エッセイ　新刊のお知らせです。

「人間はすごいな」　'11　ベスト・エッセイ集　(日本エッセイストクラブ編、文藝春秋、税込１８００円、８月６日発売)

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昨年発表のエッセイから日本エッセイストクラブが選ぶ短編５２篇を収録したエッセイ集です。

２９年間続いたベスト・エッセイ集ですが、今年が最後となりました。

畠山重篤著エッセイは、特別に二編を掲載。

一つは昨年二月の津波に際して、そしてもう一つは、今年三月の東日本大震災による巨大津波直後のエッセイです。

カキじいさんともお付き合いのある、気仙語の聖書を長年の研究の末に完成させた、大船渡のお医者さん、山浦先生のお話も。

「情け深けァ人ァ幸せだ。その人達ァ情けェ掛げらィる。　心根の美すい人ァ幸せだ。その人達ァ神様どご見もうす。」

震災に際し、今のこの三陸に先生がおられ、この聖書があることの幸せと不思議。

他にもたくさんの優しいお話が詰まっています。お手に取って、感じてみてはいかがでしょうか。

牡蠣の森を慕う会事務局

震災から一月が過ぎた気仙沼市に沈む夕日、大川(4/20)

畠山重篤新刊「鉄は魔法つかい」(小学館)についてはこちら

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