森は海の恋人シンポジウム in 東京 「海と共に生きる 〜よみがえる海の生き物・復興へのメッセージ」
森は海の恋人シンポジウム in 東京
「海と共に生きる 〜よみがえる海の生き物・復興へのメッセージ」開催のお知らせ
東日本大震災では海の環境破壊と生物への影響が懸念されましたが,約1年が経過して牡蠣の成長がとても早いことが報告されています.私たちは気仙沼の海を震災直後からモニタリングしており,海の中で何が起こったのか,津波と海底がれきの実態,水質,底質,生物の変化,牡蠣養殖の推移について報告します.
気仙沼の人々は海を恨まず,これからも海と共に生き続けることを選びました.このとき,海に恵みをもたらすのは森と海をつなぐ汽水域です.気仙沼は地盤沈下により至る所が浸水して,干潟・湿地のようになりました.まちの将来にとって,生き物のゆりかごである汽水域の再生と活用は重要な鍵になるとの考えに基づき,海と向き合うまちづくりについて考えます.
開催日時:平成24年4月3日(火) 14:30〜17:00
会場:日経ビル3階 日経ホール
東京メトロ千代田線「大手町駅」徒歩2分
丸ノ内線・半蔵門線「大手町駅」徒歩2分
C2b出口からすぐ
●第一部: 基調報告 「気仙沼の海はいま」
・津波の被害実態と海底がれき
・水質と底質の推移
・魚や藻場の回復状況
・牡蠣,ホタテ養殖の経過
●第二部: パネルディスカッション 「海と向き合うまちづくり」
・沿岸低地の土地利用の変遷,いま何が起きているか
・汽水域の再生とまちづくり
詳細はNPO法人森は海の恋人ホームページをご参照下さい。 http://www.mori-umi.org/
問合せ先:NPO法人森は海の恋人事務局 小山美江
電話 0226-31-2751 e-mail:info@mori-umi.org